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kamonasubiのブログ

我が履歴書

有意義なお金の使いかた

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「お金を貯めるのは簡単なんだよ、使うことの方が何倍も難しい」

 

「つまらない飲み会に使う5千円と、両親に美味しい物でもと使う5千円、どっちが有意義かな?」ある方がそう教えてくれた。

 

ぼくはずいぶんと昔のことを思い出していた。

 

当時のぼくは中学生になったばかりの頃で

貯めたお金の使いかたについてひどく悩んでいた。

 

『プラモデルを買うか、カップラーメンを12個食べるか』悩み続けた結果、ぼくは夢を追った。

 

スーパーで色々な種類のカップ麺を厳選し家に運んだ


母は猛烈なる反インスタント製品主義者で「身体に悪いから」とその一切をぼくに寄せ付けなかった。その反動が貯金をカップラーメンに全額使うという行動を招いたのだ。

 

家族が寝静まる丑三つ時、やかんの湯が不謹慎に沸く。夜食用に並べられた12個のカップラーメン。

 

『背徳感』

食べ盛りの反抗期にとっては、たまらないシュチュエーションだ。

証拠が残り雷が落ちることを恐れたぼくは箸の代わりに鉛筆2本を使いカップラーメンを食べた。

 

固くギトギトした麺が思春期の胃壁を刺激していく 底のない食欲がみるみる満たされていく。

 

『うまかったッッッツ!!!!!』(※後日3日に及ぶ体調不良発症)

ぼくは有意義なお金の使いかたをしたのだ、夢を見事達成したのだ。

 

10年後、またお金の使い道で悩むことがあった

 

見栄を張るための腕時計を買うか海外に行くか。悩んだ時間は短かった。

 

『ポチっ』

 

Thailand行きの航空券がそっと購入された。

床屋

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『ここの床屋すごくいいんですよ』

 

「らしいね、以前きみが書いたレビューをSNSかなんかで見たよ」

 

『せっかくですから、行ってみてはどうですか?人気店なので予約とれるかわかりませんが』

 

「いいよ、おれは千円カットで間に合ってるから」

 

『男も髪型大切ですよ、仕事でもプライベートでもヒドイ髪型をしていたら信頼を失います。奇抜な髪型にしろって言ってるわけじゃなくて清潔感のことを言ってるんです』

 

「また次回にするよ、今日は時間がないから」

 

『○○さん、もしここで髪を切ったら駅に向かうまでの間ナンパされますよ、家に着くころには結婚しています』

 

「えっ、そんなにすごいの?」

 

『はい』

おふれがき

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家に帰ると一枚の紙が壁に貼り付けられていた

 

1つ、家を出る際は必ずコロコロをすること

2つ、食べ終えたらすぐさま皿を洗うこと

3つ、クーラーをつける際は貯金箱に100円を入れること

 

『まるで、おふれがきだな』

 

ぼくはリュックに登山用のコンロと寝袋を持って公園へ向かった。

 

 

「昨日何してたんですか?」ある人が聞く

『あそこの公園でキャンプをしていました、コンロで野菜炒めを作りそこで寝ました』

 

「どんな回答やねん、軽い問いかけに対して返しえらい仕込んでくるなあ」

『本当の話ですよ』

 

「え?」

 

『本当にキャンプをしていたんです』

 

「不審者やん・・・・」

街コン

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「らしい、遊びをしようぜ、どうだい?街コンとか行ってみねえか?」

 

ぼく達はいつもより小ぎれいな格好をして、会場を目指した。

 

ぞろぞろと、若い男女が集まってくる

司会者であろうクタクタのスーツをきた男性が、進行を仕切る。

 

「乾杯ーーー♪」

 

各々がぎこちない様子で話し始める

 

『なあなあ、あの子、上戸彩に似てない???』

「お前、そのすぐ絶賛してめっちゃ持ち上げるクセやめろ、どうせすぐ冷めるんやろ、しかもお前の芸能人の喩えが何でいつも上戸彩やねん、それしか知らんのか引き出し少なすぎやろ」

『似てるよ、本人かと思ったわ』

 

「なんでもいいけどあそこに立ってる人らに話かけにいくか、安全なところから行こう」

 

『先いってて、ビールもらってくるわ』

「OK」

 

 

ぎゅうぎゅうの人波をかきわけながら、ドリンクカウンターへ並ぶ

 

「あの。。。。」

 

『はい』

 

 

「あの、あそこに立ってる子と話していたんですけど、、、あっちゃんに似てるっていわれませんか?」

『AKBのですか?』

「いやいや違いますよw芸人のほうです、よければ一緒にお話しませんか?」

 

チラッ

(むっ)

 

『・・・また後でね』

 

 

『なあ、さっき芸人のあっちゃんに似てると言われたわ』

「あっそ、そんなんどうでもええわ、今初対面の女性とこうして話しているんだよ、会話の段階を踏めよ、まずははじめましてだろうが、何で急に芸人に似てると言われた話から始まるんだよ」

 

くすくす

 

『彼はね、ぼくのツッコミを10年以上担当しているんですよ』

 

くすくす

 

 

 

上戸彩いってくるわ』

「おい、待て」

 

『行ってくる』

「待てって」

 

 

・・・

 

 

 

さーーーーーーそろそろお時間となりました!!!

皆さん連絡先は交換されましたかーーー??本日は素敵な夜をありがとうございましたーーー!!お帰りはこちらからどうぞー!

 

(><)

 

「お前はいつもそうだよ、一つのことに没頭したら周りが見えなくなるんだ、お前はいつもその場のテンションで相手を過大評価してしまうクセがある。それは中学の頃から変わってない、それと言っておくが上戸彩に全く似てないからな」

 

ドストエフスキー風に言えば今夜は「実に不毛な夜」だ。駅前にいいBARがあるんだよ行かないかい?』

「やれやれ、相変わらず意味の分からないことを言う奴だ。今晩は付き合うよ、ただし明日は仕事だからあまり飲まないがな」

 

『OKにんにくでも食べて元気だそうや』

「明日仕事だっつてんだろうが」

 

父2

父が病室で退屈だろうと思い、ブログの記事をメールで送った。

 

 

「感想をいいたいから見舞いにきてや」

 

 

 

病室には自分の若い頃の写真が飾られていて、看護婦さんと仲良く話していた。

 

「鴨、あの小説は何やあ?寿司を食べにいってなんでアメリカに行くんやあ?父には理解しがたい」

 

父の話は続いた

 

「わしもな今までの人生を執筆しようと思ってるんや、巧みな文章でな一つ一つキチンと書き記していくんや、今まで出会った人達や住んだ場所とか、父が行ってきたことを書き記してな、それを新聞に投稿したりしようと思う。まず雅号を考えんといけんな、何かいいのはあるかいな?」

 

『そうだね、お父さんも隠居したようなもんだし、石舟斎とはかどうかな?あとは海舟とか』

 

「うん、それがええなあ、わしの人生にピッタリの名前やな。父の読みではきっと人気が出るはずやで」

 

『そっか、応援しているよ』

「ありがとうな」

 

 

ぼくは病院をあとにした

バレンタイン

高校生にとってバレンタインは一大行事である。

 

いつもより気合の入った身だしなみ、前髪のまっすぐ具合は完璧だ

登校途中の、鏡で前髪をチェックする。よし、まっすぐセットされている。

 

妄想することは3つのシュチュエーション

 

1 下駄箱にチョコレート

2 誰もいない教室で手渡し

3 机の中にチョコレート

 

 

『・・・』

 

 

普段と変わらぬ一日が終わった。

 

 

母「あんた、これ食べや」

 

 

『ありがとう、後でたべるわ』

 

母「後でたべるわ後でたべるわって、あんたいつもそう言って食べへんやないの部屋のかたづけも後でやるわで、いつこもやらへんし押入れにおしこむだけであんなもんかたづけているうちにはいらへん」

 

 

『はい』

 

 

収穫 1つ

 

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旅3

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旅1 - kamonasubiのブログ←いちから読む

 

ある地下鉄駅を出ると、気品のある日本人女性が向かえてくれた。

「ようこそ、ニューヨークへ、英語ではWelcome to NYと言うんだけどね」

 

ペコリと頭を下げ街を歩いた。

 

「ここは面白い街だよ、ニューヨークに住んでいたと言いたい人がたくさんいるの、もちろんそうじゃない人もいるけどね」

 

ホットドッグ売りにドルを渡し、ほおばる。

 

「んもう、お腹が空くと機嫌が悪くなるクセは治ってないのね」

 

もぐもぐ

 

「ここが、あなたの家よ。知り合いが不動産をいくつか持っていて部屋が余っているというから貸してくれたの。電気水道、もちろんネット環境も整っているから自由に使ってね。冷蔵庫に1週間分の食料がある、ミルクは毎朝、トムさんっていうオーストラリア人が届けてくれるわ。仕事が欲しけりゃ新聞かネットを使って見つけてね、頑張ったら頑張ったぶん評価をしてくれる街だから挑戦して生きていくには最適な環境だよ。でもね、この街は勝ちたいと思ったら必ずといって溺れるの。だから私は日々負けれないと思って生きているの」

 

「がんばってね、鴨くん。あなたに宿題を5つ出すね」

 

1 一生懸命働いてお金を貯めること

2 貯めたお金を自分に投資すること

3 猫背を治すこと(運気がさがるよ)

4 レディーファーストが全くできてないから身につけること

5 英語も勉強しないとね

 

『はい』

 

「それじゃあ、私はチャイナタウンに行って来るからね、何かあったらこの番号に連絡してね」

 

『はい』

 

 

高さの低いベッドに横たわり天井を眺める

木目の粗いベージュ色の天井が何かを連想させる

 

君もこっちでアメリカンドリームを掴むといいさ

ある人からのメッセージが脳裏より声をあげる

 

 

つづく