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kamonasubiのブログ

我が履歴書

ある国の友人

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当たり前だが国によって言葉が違う。

日本語は共通語ではない。

 

だから海外に行くと、外国人と話す言葉は「英語」になることが多い。

 

でも、まれに「日本語」を少し話せる人がいる。

 

アジアのある国に行った時のこと

友人が「英語はわからない、日本語を教えてほしい」というのでなるべくシンプルな日本語で会話をしていた。

 

『これおいしいね』

『おもしろいね』

『たのしいね』

 

彼は日本語を学校で少し習った程度らしく単語単語や簡単な感情表現しか分からない。一緒に遊びながら一つ一つ言葉を教えていった。

 

『家』

『めがね』

『バイク』

 

「おおおおお 鴨さんありがとうね、ありがとうね」

「鴨さん、これおいしいですか?」

 

『うん、とてもおいしいよ』

「おおおおおおおお これここの有名な食べ物、おいしいね」

 

『○○ちゃん、だいぶ日本語に慣れてきたね。にほんごじょうずだね、にほんごうまいね』「NoNoNo そんなことない」

 

二人「あはははははは」

 

 

しばらく街を歩く

 

『これおいしいね』

『おもしろいね』

『たのしいね』

 

これぐらいのボキャブラリーだと会話が行き詰ってくる

沈黙が続く

 

「・・・・」

 

(他に何を教えていこうかな)と考えていたら○○ちゃんがいきなりこう言った

 

「鴨さん!!あの人かわいいですか?」(女性を指さして)

『えwうん、とてもかわいいよと思うよ、かわいいよ』

 

けらけら笑う彼

「鴨さん!この人は?かわいいですか?」

「鴨さん!あの人は?かわいいですか?」

 

『かわいいね、みんなかわいいね、○○ちゃんはどう思う?』

「かわいい!かわいい!!!あははは」

 

何回も言ってるとだんだん面白くなってきて

 

『ねえ○○ちゃん、あの人はかわいい??』

「かわいい!かわいい!」って会話は盛り上がり。。

 

冗談で『○○ちゃん、あの人に彼氏いてるか聞いてきてよ(笑)あと年齢もね』

 

「OK!わかったわかった!!」

『あっ!・・・・・・』

 

本当に聞きに行った彼、しかも現地の言葉でしっかり聞いているようだ

 

彼女はむすっとした顔でこっちを見ている

 

『・・・・・・・・』

 

「鴨さんおまたせ、あの人彼氏いないね、怒ってる怒ってる」

 

『○○ちゃん、ごめんね、行こうか』

「ちょっと待って!ちょっと待って!」

『あっ・・・』

 

むすっ

 

『・・・』

 

言葉は違えど若き男女は同じである。