kamonasubiのブログ

我が履歴書

街コン

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「らしい、遊びをしようぜ、どうだい?街コンとか行ってみねえか?」

 

ぼく達はいつもより小ぎれいな格好をして、会場を目指した。

 

ぞろぞろと、若い男女が集まってくる

司会者であろうクタクタのスーツをきた男性が、進行を仕切る。

 

「乾杯ーーー♪」

 

各々がぎこちない様子で話し始める

 

『なあなあ、あの子、上戸彩に似てない???』

「お前、そのすぐ絶賛してめっちゃ持ち上げるクセやめろ、どうせすぐ冷めるんやろ、しかもお前の芸能人の喩えが何でいつも上戸彩やねん、それしか知らんのか引き出し少なすぎやろ」

『似てるよ、本人かと思ったわ』

 

「なんでもいいけどあそこに立ってる人らに話かけにいくか、安全なところから行こう」

 

『先いってて、ビールもらってくるわ』

「OK」

 

 

ぎゅうぎゅうの人波をかきわけながら、ドリンクカウンターへ並ぶ

 

「あの。。。。」

 

『はい』

 

 

「あの、あそこに立ってる子と話していたんですけど、、、あっちゃんに似てるっていわれませんか?」

『AKBのですか?』

「いやいや違いますよw芸人のほうです、よければ一緒にお話しませんか?」

 

チラッ

(むっ)

 

『・・・また後でね』

 

 

『なあ、さっき芸人のあっちゃんに似てると言われたわ』

「あっそ、そんなんどうでもええわ、今初対面の女性とこうして話しているんだよ、会話の段階を踏めよ、まずははじめましてだろうが、何で急に芸人に似てると言われた話から始まるんだよ」

 

くすくす

 

『彼はね、ぼくのツッコミを10年以上担当しているんですよ』

 

くすくす

 

 

 

上戸彩いってくるわ』

「おい、待て」

 

『行ってくる』

「待てって」

 

 

・・・

 

 

 

さーーーーーーそろそろお時間となりました!!!

皆さん連絡先は交換されましたかーーー??本日は素敵な夜をありがとうございましたーーー!!お帰りはこちらからどうぞー!

 

(><)

 

「お前はいつもそうだよ、一つのことに没頭したら周りが見えなくなるんだ、お前はいつもその場のテンションで相手を過大評価してしまうクセがある。それは中学の頃から変わってない、それと言っておくが上戸彩に全く似てないからな」

 

ドストエフスキー風に言えば今夜は「実に不毛な夜」だ。駅前にいいBARがあるんだよ行かないかい?』

「やれやれ、相変わらず意味の分からないことを言う奴だ。今晩は付き合うよ、ただし明日は仕事だからあまり飲まないがな」

 

『OKにんにくでも食べて元気だそうや』

「明日仕事だっつてんだろうが」