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kamonasubiのブログ

我が履歴書

15歳の宿坊体験

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「今なにしてるの?」

『公園で座禅を組んでいるよ』

 

 

「え?何で?」

『今までの人生を深く考えていたんだ』

 

「今までの人生って私達まだ15歳だよ世間のことを何も知らない子供だよ、ニキビもたくさん残っていていつも何かにムカついている思春期の真っ只中よ。それに座禅の組み方なんてどこで習ったのよ本当は知らないんでしょう?」

 

バガボンドを読んだから知ってるよ』

「漫画なんかで分かるわけないでしょ」

「次の土日は暇?JRからお得な切符がでていてね、それであの有名なお寺に行けるのよ一緒に行ってみない?」

 

ーお寺の宿坊体験でのお話ー

 

近畿地方のある山のてっぺんにお寺が集まる町がある

ぼく達はそこでお金を払い悟りを開くための修行をした。

 

御坊にて

最初の説法にてお坊さんにいきなり肩をピシャリと叩かれた

坊「渇!!!あなたはとても雑念だらけです見たらわかるんです。故郷のお母さんのことを考えていましたね?一切の雑念を捨てなさい、ここは修行の地なのですからね」

 

『・・・・』

 

ぽくぽくぽく

 

なーーむーーー

 

ぽくぽくぽく

 

「それでは、、座禅を始めますよ」

 

しーーーーーん

 

『・・・・』

 

ひそひそ

(足がしびれてきたよ、椅子に座っちゃだめかな?)

(ダメに決まってるじゃない、まだ始まって5分ぐらいしか経ってないよ)

(帰りたいよ、お腹が空いて気分がわるいよ)

ひそひそ

(今日と明日だけ辛抱しなさいよ、これを乗り越えたらあなたはタフな15歳になれるわよ)

(お腹が空いたよ)

ひそひそ

 

坊「何を話しておるか、集中しなさい!」

 

『・・・・』

 

「ふう、思ったより長かったわね、次は写経の授業よ、何やらよくわからないけど本をここに書き写すのよ」

 

『完成したのはないかな?それを書いたと言って渡せばいいよ』

「バカね、完成させるのが目的じゃなくて書くことに意味があるのよ、さあ始めるわよ」

 

さらさら

さらさら

 

坊「気持ちをナダラカにすれば字もナダラカに、心乱れれば字もまた乱れる」

 

ひそひそ

(ねえ、悟り開けてきたよ、そっちはどう?)

(バカね、こんな短時間で悟りを開けるわけないでしょう、集中しなさいよまた怒られるわよ)

(お腹すいたよ足が痛いよ)

(もう、、、)

 

坊「なんと汚い字か(怒)」

『字が汚いのは個性です』

坊「言い訳をするでない!!!こんな汚い字は前代未聞じゃ!やり直しなさい!」

 

(けっ~)

 

ー夕飯の時間ー

 

『たったこれだけかい?』

「そうよ、イセエビやステーキが出てくると思ったの?勘違いしないでねこれは旅行じゃないのよ修行なんだから。よく味わってありがたくいただこうね」

 

一同「いただきます」

 

『ねえ』

「何?」

 

『近くにスーパーかコンビニはないかな?ラーメンが食べたいんだ』

「もう。あなたには我慢とか自制心て言葉が全く似合わないようね」

 

『行こう』

「仕方ないわね、消灯の時間まで我慢できる?」

 

 

『うん』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さぁ行くわよ」